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「目薬」「アレルギー」「結膜炎」
すべての薬には副作用がある
目薬の差しすぎに注意!
アレルギー性結膜炎で目薬をもらったのですが、よくある市販の目薬のようにメントールがはいってないので刺激がなく、効いてる感じがしないのでついつい差してしまいます。
刺激もなくただのぬるい水みたいな感じなので、なんども差しても問題ないと思ってしまいます。
目のまわりがただれてきた
目の玉やまぶたの内側の充血はあまり変わらないのに、まぶたの外側 (表面のほう) がただれてきました。
刺激はないけど皮膚にはよくないみたいです。
あふれた分はティッシュでそっと押さえるように拭き取りましょう。
ゴシゴシやらないように。
眼球のほうがデリケートなのだから目のまわりの皮膚のほうが丈夫だと思うのがふつうです。
でも、じっさいには目の中は24時間涙で洗い流して1分くらいで入れ替わるのに対して、皮膚のほうはそういう洗い流すシステムがないのでついたものはずっと残り皮膚を刺激するんですね。
1日4回と書いてあっても、目薬にかぎっては目のかゆみや痛みなどの症状がないときは差さないほうがいいです。
目のまわりがただれます。
ほんらい人工涙液は刺激がないはずなのに目のまわりがただれてくると滲みるようになります。
防腐剤
主成分 水!が何カ月も持つはずがありません。
そこで「防腐剤」がはいっています。
薬自体の毒もあれば、この防腐剤がいちばん目やまぶたによくないようです。
人工涙液
薬ではなく人間の涙にちかい成分がはいっています。
このようなものは使いたくなかったのですが、目薬の差しすぎよりはいいので使いはじめました。
目薬のほうはあくまで決められた時間と回数に1滴だけ差して、ほかの時間は人工涙液をつかいます。
目がショボショボしたり、ゴロゴロしたり、汗がはいって洗ったりしたあと。
若い人はあまり使わないほうがいいです。
人間の体は怠け者なので、そのようなものを使うと、自分で涙をつくるのをやめてしまいます。
ステロイドもそうですね。
本来、人間が自分の体でつくってるものなので、外から入れると自分でつくるのをやめてしまいます。
怠けるだけでなく、体内の濃度が上がるので自然に減らそうとする作用があるのかもしれません。
洗眼はいけないのか?
さいきんは水道水で洗うのはよくないという眼医者さんもいます。
理由は水道水にふくまれる消毒用の塩素です。
塩素が目を傷つけるというのです。
プールから出ても目を洗わない?
さいきんはプールの洗眼用の蛇口もなくなる傾向のようです。
プールこそ高濃度の塩素がはいってる
これは説明するまでもなくみなさんご存知ですよね。
いわゆる「塩素臭い!」というやつ。
屋内プールだと塩素ガスが充満しててむせることさえあります。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸カルシウム
NaClOとCaCl(ClO)・H2OまたはCa(ClO)2
アルカリ性で、HClOやClO−が強い酸化力を持っていて殺菌・消毒します。
まあ、殺菌するものは人間にもよくないです。
次亜塩素酸カルシウムは一般的にカルキと呼ばれています。
たまにプールに白い塊を投げこんでいるのを見ることがあると思います。
潜って拾ったりしないように。
毒だから。
それからアルカリはタンパク質 (人間の体) を溶かします。
強いアルカリが目にはいると失明します。
プールから出たら水道水で目を洗いましょう
じつは水道水にも上とおなじ化学物質がはいっているんだけど、プールの比ではありません。
それから洗い流した涙を補うように人工涙液を差すのがいいと思います。
刺激のあるメントール入りの花粉症やアレルギー用の目薬なんか差さないほうがいいです。
それはあくまでアレルギーの症状や痒みを抑えるためで、目にはよくありませんから。
おじさんは小学生のとき毎週スイミングスクールに通ってて、プールから出たら水道水で目を洗って目薬なんか差さなかったけど、充血したり結膜炎になったことはありません。
本来、人は涙をつねに流しているんだから人工涙液なんか差す必要はありません。
朝、顔を洗ったり、お風呂で顔を洗ったりするくらいなら問題ありません。
ただ、年をとってくるとだんだん出なくなってきます。
ドライアイとまでいかなくても目が乾いた感じでショボショボするようになってきます。
涙だけでなく、鼻水や汗も少なくなってきます。
そもそも、プールの消毒液たっぷりの水に目をつけることがよくないのでかならずゴーグルをしましょう。
水をケチってるところほどたくさん次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カルシウムを投入します。
温泉でも
温泉でも塩素臭いことがあります。
まるで温水プールです。
そういうところではあまり目を洗わないほうがいいかもしれませんね。
涙
涙は上まぶたの外側のほうにある涙腺から出てきて、目頭の涙点から鼻に抜けていきます。
なので、目薬をさしたらそっと目頭を押さえます。
すると目薬の滞留時間がすこし長くなります。
あまり、しっかり押さえるとかえって外にあふれてしまいます。
じっさいの目薬の差しかた
すべてのものは重力により地球に引っ張られるので、できれば床に仰向けになって差すのがいいです。
上に目頭を押さえます、と書いたけど、じっさいには押さえないほうがいいです😄
涙点から鼻に漏れるのを防ぐためなんだけど、目頭を押さえるとやはり目尻から目薬がこぼれてしまいます。
上を向いたら涙は目尻からこぼれるのが物理的に自然な状態です。
だからなるべく目頭に差して、目は半眼。
ギュッとつぶるとやはり外にこぼれてしまうので、閉じるか閉じないくらいがいちばん長い間目の中に留まってくれます。
滞留時間わずか1分!
涙は源泉かけ流しのごとく新鮮な涙がどんどん出てきては目頭から抜けていくので目薬をさしても1分くらいで洗い流されてしまいます。
せめてそのあいだくらいは目を閉じて目薬をなじませてあげましょう。
べつの目薬をさすときは5分くらいあいだを空けてからというのは、5分も経てば前の目薬は残っていないということです。
まあ、何種類も目薬をさしたくないですが。
目はパチパチしない
目薬をさすと「はい、パチパチして」と親がいって、子どもが手をパチパチ叩くというのがお決まりですが、瞬きすると目薬が外に出てしまいます。
涙の成分
ほとんど水ですが気になるのは塩分濃度。
塩化ナトリウムとしての濃度が見当たらないのですが、ナトリウム、カリウムなどが1.5%というデータが見つかります。
人間の体液 (生理食塩水) が0.9%なので、それに比べると濃度が高いですね。
人工涙液は塩化カリウム0.1%、塩化ナトリウム0.4%なので目にやさしく目のまわりについてもかぶれることはまずありません。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性というくらいだから、花粉やハウスダストなどが影響することはまちがいないようです。
しかし、去年もGWが終わったくらいから、梅雨時真っ最中。
調べてもこの時期に大量に飛散する花粉はありません。
ハウスダストは可能性としてありますが、これも近年おおげさに騒ぎすぎの気がします。
なぜならむかしからおじさんの生活環境は変わっていないから。
梅雨時ということからカビは考えられます。
しかし、これも今にはじまったことではなく、生まれて60年弱。
まいとし梅雨を経験しています。
けっきょく老化、免疫力の低下なんでしょうか?
考えられる原因
強い陽射しと紫外線
自分で言っときながら、今年 (2020年) は近ごろ類を見ないくらい雨が多く、日照時間がすくなく、当てはまらない気がします。
ただ、梅雨をすぎてお盆の前くらいから急激に悪くなったため、強い陽射しは影響するかもしれません。
乾燥
これまた今年の夏はとくに湿度が高く当てはまらないのですが、湿度が高く、汗まみれでビショビショになるけど、おじさんの体の保湿力そのものが低下している可能性はあります。
目もドライアイ気味でショボショボする。
涙の分泌も減っているのでしょう。
目にかぎらず、皮膚でも、乾燥すると湿疹が出たり、痒くなったりします。
皮膚が乾燥すると炎症が起こりやすいようです。
アルガードのようなメントール入りの刺激の強い目薬よりも、保湿のために人工涙液をつかったほうがいいようです。
考えてもみてください。
メントール。ミント。ハッカですよ。
メンソレータムを目に擦りこんでいるようなもんです。
皮膚もステロイドの軟膏をいくら塗っても効果ないけど、むしろ保湿クリームやローションを塗ったほうが痒みが収まります。
暑さと疲労
潰瘍性大腸炎の調子も悪くなり、皮膚も湿疹と痒み、まぶたや結膜も痒くて炎症を起こして充血してる。
すべてつながってるような気がします。
なるべく日なたに出ないように、疲れすぎないように、夜はブログを書かずにさっさと寝る!などの対策が必要だと感じました。
薬の効果もあるかもしれないけど、太陽の高度が低くなり、日没も早くなるとともに、症状は軽くなってきた気がします。
去年もそうだったけど、冬場は目が痒いことはなかったので。
目薬
アレルギーの炎症を抑える目薬
パタノール
主成分:オロパタジン塩酸塩
こちらは市販されてないようです。
刺激は少ないけど効果もありません。
1日4回、朝昼夕寝る前、何カ月も差しても効果がないので時間と労力とお金のムダです。
それに刺激が少ないといっても異物 (とくに薬物) を目に入れつづけるのですからあまりいいことはありません。
目の中は涙で洗い流されるけど、目のまわり、つまりまぶたが少しずつ荒れてきます。
アレジオン
主成分:エピナスチン塩酸塩
どちらも抗アレルギー薬ですが、成分がちがうので人によって合う合わないがあります。
どちらも副作用として充血することがあります。
充血を抑える薬なのに💦
まあ、薬とはそういうものです。
健康なら使わないに越したことはありません。
花粉症対策として飲み薬は市販されているようです。
値段はパタノールの倍くらいします。
ただ、おじさんには合いませんでした。
結膜ではなく、まぶたの外側がただれてきました。
LXは防腐剤の成分を変えたものらしいけど、やっぱり毒。
差しつづけてこうなったのではなく、差した瞬間、瞼の下側が腫れてきた。
眼球も瞼も充血。
目薬の副作用が充血じゃ意味ないじゃん!
オドメール (ジェネリック)
主成分:フルオロメトロン
そのままフルオロメトロン。
千寿製薬のジェネリック (後発医薬品) です。
薬価 17.9円。
ステロイドです。
副作用として、角膜穿孔とか、緑内障・白内障とか。
あまり使いたくないですね。
懸濁。
濁っているのでよく振りまぜてから差します。
ドレッシングみたいです。
これは1本使い切る前に効果が出てきました。
効かない薬を長々と使いつづけるより、ある程度強くても短期間で終わらせるほうがいい場合もあります。
ソフトサンティア
人工涙液です。
刺激が少ないので目薬を差す時間以外に目がゴソゴソしたらこちらをつかいましょう。
市販のかゆみ止め
アルガード
l-メントールがはいってるのでスーッとするけど刺激が強いのであまりよくありません。
ミントの「スーッ」でかゆみをごまかしてるだけです。
アルガード クリアマイルドEX
アルガードは全然利かないので避けていましたがこれは成分がちがうのでつかってみました。
ステロイドをずっとつかうのは怖いので。
いくらか効き目はあるようです。
差したとたんスッキリとは言えないけど。
また、完治はしません。
アルガード クリアマイルドZ
上の目薬とおなじで成分が濃いらしいです。
「史上最強」ってなんでも大げさなんですよね。
「神」とか「~すぎる」とかやたらにつかうからとても安っぽくなってしまった。
ステロイド
リンデロンA軟膏
リンデロンは点眼薬としてもあります。
弱いので目にはいっても大丈夫だそうです。
ただ、使いつづけると眼圧が上がることがあるそうです。
眼圧
この辺、医者も薬剤師もちゃんと説明してくれません。
「あまり使いつづけないほうがいいよ」くらいで、この「あまり」が曲者です。
2回めに行ったときに聞きました。
「まだリンデロン残ってるんですけど使ってもいいですか?」
「あまり使いつづけないほうがいいよ」
「あまりって、どれくらいの頻度ですか?1日1回くらいならいいですか?」
「1週間に1回くらい」
「!1週間に1回!?」
「あまり」なんて曖昧な表現をしないではじめから「1週間に1回」と言ってください。
毎日、塗ってました。
さらに追い打ちをかけるように
「塗りつづけると眼圧が上がって緑内障になることもあるからね」
「😱」
そこ、いちばん大事なとこじゃん!
「目にはいらなければ、まぶたの外側ならいいんですよね」
「いや、ステロイドは中に染みこんでいくから」
「😱」
ステロイドってそんなに浸透力があるんですね。
単位はわからないけどこの日のおじさんはの眼圧は20前後で正常値でした。
基準値
10~21mmHg
上の20という数値はプシュッと空気を当てるやつです。
直接、目に小さい棒を当てる機械もあります。
あっ、心配しないでください。
棍棒みたいなのではなくて、もっと細くて先は平らになっているやさしい棒です。
でも直接、目に当てるので気持ち悪いです。
これで測ったときは12~13でした。
ずいぶんちがいますね。
ちなみに基準値というのが曲者で、これはだいたいみんなこの範囲にはいってるよ、という意味で平均でもないし、この範囲内なら緑内障にならないということでもありません。
またこれを出ているからかならず緑内障になるということでもありません。
今はBMIなんてのもあるけど、それが基準値から出たらかならず成人病になるわけではないし、反対に範囲内にあってもなる人はなります。
使用期限
使用期限は記載されていますが「未開封」での話です。
開封したら2カ月くらい
開封した瞬間から、菌やカビが空気とともにはいり、増殖していきます。
保管状況によって変わりますが2カ月くらいがいいところです。
汚い手で触ったり、フタを開けっ放しにしたり、日が当たるところ、気温が上がるところに置いたりすれば腐敗・変質が進むのでこの限りではありません。
とくに目にはいるものなので古くなったらもったいないなどと思わず捨てましょう。
バイキンを目にさすなんて本末転倒もいいところです。
それで目が悪くなって病院に行くようになったらもっともったいないです。
治ればいいけど重大な問題が起こればもったいないではすみません。
取り返しがつきません。
防腐剤のはいっていない人工涙液などは10日くらいといわれています。
使用期間
目薬はたっぷりはいってるけど、2日すぎても改善しないときは眼科に行って診てもらったほうがいいということです。
生兵法は大疵のもとといいますね。
またよくなっても2週間以上つづけるときは眼科などに行ってくださいと書いてあります。
よくなったら使うのをやめればいいです。
ただ、眼科に行っても
医者はサラリーマンだったり、ただのルーチンワーク。
通り一遍の診察をして、患者の訴えなど耳を貸しません。
まるで壊れたおもちゃや機械を見るが如し。
「ガタガタ言わずに医者に見せてこっちの言うこと聞いてりゃあいいんだよ!」
と言わんばかりです。
より早く、正確に診断ができるようにできるだけ情報があったほうがいいと思って、使ってる目薬も持参するのですが目もくれません。
「眼圧はかって、細隙灯で目を覗けばどこが悪いかわかるんだよ!」
これが通り一遍の診察です。
どこが悪いかというより、とりあえず眼圧が上がって緑内障になる可能性が低いか、眼球の中に異常がないか見るだけです。
眼球に異常がなくても、こちらは痒かったり痛かったりして夜も眠れないから病院に行くんです。
おじさんはけっして病院が好きではないし、暇でもありません。
お金も時間もかかります。
それでも行くのは、とても「辛い」からです。
どこの眼科に行っても、まずパタノール、またはアレジオン。
それがダメならむかしはリンデロン、いまはフルオロメトロン。
これらはステロイドなのであまり長く使いたくありませんね。
フルオロメトロンは効きます。
でも、薬が切れるとまたぶり返す。
まるで麻薬患者のようです。