左折青矢印からなぜ黄色、赤そして青信号?

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「矢印式信号機」「青矢灯」「左折可」

先行左折矢印信号

正式には「青矢 (灯) 」というそうです。

交差する道路が青から右折矢印 (になったとき、こちらからは左折であれば交通が交差することがないので、ふつうの青信号に先行して左折のみOKの左矢印 (が出る信号があります。

できるだけ停まっている車の量と時間を減らすためのものでこれ自体はいいことだと思います。

左折矢印→青

ふつうは左矢印で左折のみ先行してできるようになり、交差する側の右折信号が消え赤になり、完全に交通が止まったら、こんどは全方向に進めるふつうの青信号に変わります。
もちろん右折は対向車を見ながらです。

左折矢印→黄色→赤→青😮

おじさんがよく通る交差点では、左折矢印のあと直接、青にならず、黄色、赤になってから、青になる信号があります。

黄色、赤は停まるの?

はい、停まります😅

左折矢印のあとは青がふつうなので混乱する

ふつうは左折矢印から直接、青になるので、左折車はそのまま左折をつづけ、直進と右折も可能になります。
ところが青にならず、黄色になるのでびっくりします。
えっ?
停まるの?

この間、交差する交通はないのにもかかわらず黄色、赤で停止させる。
謎です。

しかもメチャクチャ左折矢印が短い

もともと左折矢印はめずらしいので、矢印が出てもすぐに動かない車もいます。
左折矢印が出て先頭の車が左折をはじめて2~3台曲がったところで黄色になることもあります。

左折矢印のつぎはふつうの青だと思っているから、フェイントで黄色になり驚きます。

岡山県警に問い合わせした

いくら調べても出てこないので岡山県警にホームページから問い合わせしました。
返事はメールではなく直接、電話で来ました。

動画はこちら

岡山県真庭市久世の交差点

alti アルティ交差点。俯瞰

おじさんは写真の下から左に曲がろうとしています。
右上はアルティ。
グーグルマップから拝借しました。

alti アルティ交差点。橋から

おじさんは手前から左に曲がろうとしています。
写真はふつうの青なので直進車がいますが、左折矢印だと思ってください😅
このときは左からこちらへ右折してくる車もいます。
この間、当然、歩行者信号は赤です。

alti アルティ交差点。勝山から津山へ

こちらは勝山から津山方面に向かう写真。
おじさんが左折しようとしている交差する交通の道です。
交差点の先の左にアルティがあります。
右折矢印が出ているときは、右から左折してくる車もいます。
おじさんは右からこちらに左折しようとしています。
歩行者信号は赤です。

横断歩道と歩行者信号があるため

結論はこうです。

交差点に横断歩道があるのはめずらしくありません。
そしてふつうの交差点では車の信号と歩行者信号は同時に青になり、同時に赤になります。
おなじ方向ですね。
だからよくあるのは、青になり左折しようとすると歩行者が渡りはじめるので左折車は歩行者が渡り終わるまで待つことになります。

この交差点にも横断歩道があり、左折するとすぐ横断歩道があります。

左折矢印から直接、青にすると歩行者が渡れないおそれがあるから

ふつうの青信号なら、歩行者信号も同時に青になり歩行者が渡りはじめるので左折する車の運転者も歩行者が見え、手前で停まります。
赤信号で待っているときにすでに歩行者が信号を待っていれば、青になると同時に渡りはじめると予想するのに難くありません。

でも先に車の左折がはじまって、ふつうの青になったときに歩行者信号も青になると、左折車が流れていて歩行者が渡れない可能性が出てきます。
ふつうの1車線の青なら直進する車もいれば、左折する車もいるので途切れ途切れだけど、左折矢印が出る交差点ではとうぜん左折専用レーンが設けられているので、左折車は途切れることがありません。

歩行者が渡りにくいだけでなく、左折する車の運転者は歩行者信号が青になって歩行者が渡りはじめるということを予想できないので危険でもあります。

いったん黄色→赤で車の流れを止める

そこで左折方向に横断歩道があるときは、左折矢印から直接、青にしないで、いったん黄色→赤で車の流れを止めます。

歩行者の安全を確保するためだったんですね。

歩道橋があって横断歩道がないところや、完全に歩車分離できているところなら車の流れを止める必要はないので、黄色→赤をはさまず直接、青に移行します。

短すぎる左折矢印なら無いほうがいい

歩行者の安全のためということはこれでわかりましたが、車が2~3台左折したところで黄色、赤にして車の流れを止めるなら、左折矢印は無いほうがいいです。

追突されるおそれがある

信号は長短あるけど数秒で赤になる信号というのはかなり少ないです。
運転者は青になって前の車が動きはじめたら、つづいて動き出し、青になったばかりならすぐ信号が変わるとは思いません。

ふつうの交差点で歩行者信号があれば、まずこれが点滅をはじめるので「そろそろ信号が変わるな」と予想できます。
でも、この交差点では歩行者信号は赤で左折矢印が出るので、なんで数秒で赤になるのかわかりません。
前の人が歩いていると思ったら、何の合図も予想できる状況もなく急に立ち止まるようなもんです。
後ろの人は、まさか止まると思っていないので背中にぶつかります。

左折矢印の時間は8~20秒の間で変わる!

これはこの交差点での設定です。

おじさんは時計で測ったわけではないけど、左折矢印で2~3台しか曲がれないことがよくあるので、2~3秒しかないんじゃないかと思っていました。
県警の説明では、最短で8秒。
最長で20秒まで延びるそうです。

岡山県警によれば、信号の運用は管制センターと管轄の警察署で話し合って決めるそうです。

交差する交通の右折車の量で時間を変える

こちらの左折矢印は交差する交通の右折矢印とおなじ時間です。
右折車の量が多いときは交差点に車が溜まるのを防ぐため自動的に時間を長くするそうです。
右折車が少ないときは右折矢印も短くなり、それに合わせてこちらの左折矢印の時間も短くなります。

丁寧に説明してもらい、理屈はわかったけど、2~3台しか左折できないのであれば、やはりふつうの青になるまで赤にしておいたほうがいいと思います。

椅子を差し出して、人が座ろうとしたら何も言わずに引くような感じですね😅

さっちゃん
ケーキの箱があるから開けたら空だった、って感じね🍰
ひげおじさん
ちょっとちがうかな💦

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