VOA learning English ~ readers 音声学的な読み手の特徴

voa reader 読み手

「VOA」「読み手」「特徴」「音声学」

readers 読み手の特徴

あくまでおじさんの独断です。
また、他意はないのでよろしく。

The best for me 私には最適

Bryan Lynn

いちばん登場回数が多いです。

1語1語切ってゆっくり、はっきり読むのでとても聞き取りやすいです。

ときどき [s] が口蓋化して日本人のように[ ʃ (シ) ]の音になることがあります。
とくに [st] の音のときになりやすいです。

日本人が「サ行」の「シ」だけ [ ʃ ] と発音するのは世界的に珍しいことではありません。

口蓋化 ~ 「し」が「si」でなくて「shi」になるのはなぜ?

Dorothy Gundy

落ち着いた低めの声でゆっくり、はっきり読みます。
歯茎破裂音「t, d」の音がちょっと強いです。

ドロシーといえばオズの魔法使いの主人公を思い出します。

Ashley Thompson

Bryan Lynn さんとおなじように、ゆっくり、はっきり読むので聞き取りやすいです。
すこし声は小さいですが。

はっきりしているんだけど、ブツブツ切りすぎの感じもします。

また声門破裂音も気になります。
at が [ʔt] のようになります。
驚いたときの「あっ!」の音です。

硬口蓋摩擦音「s」がすこし気になります。
母音の口蓋化ではなく、もともと子音の摩擦音です。
自分の名前も
シュリー・トムプ
のところが気になります。

「been」が「バン」になることがあります。
とくに「has been」のように前後の母音が「a」だと自然に母音調和が起こり、そうなります。
英語にとって母音は「つなぎ」にすぎず重要ではないので。
「been」にとって重要な音は「b,n」
母音はどうでもいいんです。
多くのネイティブが「behīnd」を「インド゜」と発音するのもそのためです。

鼻音

Anna Matteo

Let’s Learn English (Beginning Level) に出演しています。
そちらが忙しいのでしょうか。
あまりこちらには出てきません。

すぐわかるのは鼻音です。
鼻に空気が抜け、すべての母音が鼻音化します。

この方もときどき s が口蓋化します。

Dan Novak

すこし鼻音です。
また、すこし嗄れ (しゃがれ) 声です。
語尾の母音を延ばすときに出やすいです。
声帯を酷使したのか、もともとかわかりませんが、声帯もしくはそれより上の一部が肥大するとこういう声になります。
本来の声帯以外の振動が出るからです。
ロックシンガーに多いですね。

Teacher

Jill Robbins

Ask a Teacher を担当しています。
VOAに質問するとこの方が答えてくれます。
Ph. D です。

語勢が強い

Dan Friedell

もう1人の Dan です。
語勢が強いです。
cat [kæt] の [æ] がちょっと気になります。
自分の名前も「ダン」ではなく「ディン」と発音します。
すこし嗄れ声です。

おじさんの声が聞こえたんでしょうか。
最近はすこし [æ] の音が弱くなっています。
あくまで今までと比べて。

声が小さい

これは本人の声の大きさもありますが生の声じゃないんだからVOAでレベル調整できると思うんですが。

Caty Weaver

声質は問題ないですが、ちょっと声が小さいのでスマホだと最大音量でも聞き取りにくいです。
すこし嗄れ声です。

これもおじさんの声が聞こえたんでしょうか。
最近はすこし大きくなりました。
といっても本人が声を大きくしたのではなくて、音量を上げたんでしょう。

「been」を「ボーン」と発音するので born かと思いますが、been です。

声門音 / 有気音

John Russell

ほとんど気にならないけどかすれるような音がします。
声門を通過する息の音。
ないしょ話をするときのヒソヒソ声。
安全地帯の玉置浩二の発声。
とくにsの摩擦音とtの破裂音が気になります。
クチャクチャというような感じがします。
thで書かれるように息漏れの音もします。
声がすこし小さいです。
How to pronounce を担当しています。

口蓋垂音

Jonathan Evans

パックン (パトリック・ハーラン) みたいです。
「口蓋垂化」します。

ちょっと聞いたところでは喉の奥で音が響く渋い感じです。
女性はこういう声質に惹かれるのかもしれません😄
この声は理屈がわかって練習すればあなたも出せます。
おじさんでも出せます。

後舌で喉の入口をふさぎます。
わかりにくい?
カンタンにいえばうがいするときの音です。

個人的には最近流行りの「硬口蓋音化」と並んであまり好きではありません。
アニメのキャラクターや、役者としてなら気にならないけど、語学の練習材料やナレーターにはあまり向きません。

最近あまり出てこなくなりました。

Mario Ritter Jr.

この方もすこし口蓋垂音です。
Jonathan ほどは気になりませんが。

Andrew Smith

最近、出てきた人です。
Jonathan ほどではありませんが特徴としてはわかりやすいです。

口蓋子音

Susan Shand

母音の口蓋化ではなく、口蓋音の子音が気になります。
破裂音の [t] [tʃ] や、口蓋音の [ʃ] などの「シ」という空気の音が聞こえます。

アクセントに癖あり

Faith Pirlo

発音そのものは問題ないですが、アクセントの位置とイントネーションがすこし変わっています。
ふつうは弱く発音するfunction word (機能語) 、つまり、冠詞や前置詞などを強く発音したりします。
ネイティブではないのでは?

名前の読みかたはカタカナで書くと「ピ () ロウ」が近い音です。

特徴なし

断っておきますが、このような読み手、ナレーター、アナウンサーは「特徴がない」のがいいことです。
「特徴がある」ということはそこが「気になる」ということです。
その人が話していることが気にならない、その人のことをまったく頭に思い浮かべずに、内容だけ耳にはいるのが「読み手の真髄」です。

キャラクターとしては嫌いではありませんが、出川哲朗 (硬口蓋音) 、渡辺徹 (有気音) 、森本レオ (ボソボソ) などはナレーターには向きません。
あくまでナレーターとしての話です。

Gregory Stachel

いちばん近い発音はスタコウです。

ナレーターやアナウンサーの声が耳障りなのはなぜか? 母音の子音化 (口蓋化)

ナチュラルスピード?

これも知ったかぶりの連中が言っていることです。

たしかに現実世界では「ふつうの速さ」でみんな話します。
だから、ゆっくりしゃべっているのを聞いても練習にならないし、意味がないという意見です。

じゃあ、最初からふつうの速さで聞いていればそのうち聞き取れるようになるかというと、いつまで経っても聞き取れるようにはなりません。
人間の脳は「意味のある言語としての音」と「ただの騒音、背景雑音」を区別して処理します。

これについてはまたあとで書きます。

はじめはゆっくり、すこしずつ速く

忍者は麻を植えて毎日その上を飛び越える練習をするという話があります。
麻は日に日に伸びていくので、毎日すこしずつ高くなっていくんです。
昨日より今日。
今日より明日。
気がついたら自分の身長くらい飛び越せるようになっていた。

でも、これが最初から2mの高さを飛び越える練習をしたらまったくできないんです。
飛び越える感覚もわからない。
練習にならないんです。
そのうち嫌になってやめてしまいます😅

自分ができるところからはじめてすこしずつハードルを上げていく。
これは語学でも、音楽でも、スポーツでもおなじです。

まったく走ったことのない人が「今日から毎日40km走るぞ!」と意気込んでも挫折するか、むしろ体を壊してしまいます。

楽器の演奏でもとても速いスケールやむずかしい運指を、いきなりナチュラルスピードで弾こうとしてももちろん弾けないし練習にもなりません。
やはり、自分が弾ける速さで弾いて、それを毎日すこしずつ速くしていくと、だんだん速く弾けるようになります。

赤ちゃん

赤ちゃんは最初からナチュラルスピードで聞いているのに覚えられるじゃないかという人がいます。

赤ちゃんはまだ脳が何にも汚染されていません。
まっさらな状態で聞きます。
聞くだけでなく見るものもそうです。
感じることも。

極端な話、赤ちゃんは人間にもなれるし、狼にもなれる。

赤ちゃんにとって言葉 (場合によっては狼語) を覚えるかどうかは生死に関わる問題なので脳がその部分に対して特別な働きをしています。
おじさんは2歳くらいまでだと考えています。
要するに、日本人なら日本語の音の骨格が脳の中に形成され、ほかの音を雑音として処理しはじめるまでです。
脳がただ聞き取るから、仕分け、照合などという作業をはじめるころです。

赤ちゃんが何らかの単語を言いはじめたころには脳の中に日本語の音声サンプルと辞書ができあがっていて、日本語の音でない外国語は虫の声と同じ雑音として処理されてしまいます。

バイリンガルは日本語とおなじかそれ以上に第二外国語にさらされている時間がなければなりません。
週に1回、1時間くらい英語教室に行ったくらいじゃ話になりません。
お父さんはつねに日本語、お母さんはつねに英語で話すような環境でなければダメです。

子どもの英語教育は必要か?

めちゃくちゃ聞いてるし見てる!

赤ちゃんは聞き流していません。
めちゃくちゃ大人の会話を聞いているし、大人がやっていることを見ています。
気をつけてください。
あなたが鼻をほじれば、赤ちゃんも鼻をほじります😄

外国語。聞いて覚えられるのは、赤ん坊のうちだけ! (舌の位置)

聞き流しはダメ

「聞き流すだけで英語がペラペラに!」

こんな謳い文句があふれていますが、ウソです!

人間は楽したい生き物。
努力せずに聞いてるだけで外国語が身についたらこんなに都合がいいことはありません。
残念ながらそんな虫のいい話はありません。

聞き取れない音はただの雑音

「意味のある言語」として聞こえた音は自分の頭の中の辞書と照らし合わせる作業をしますが、騒音はむしろ「無き物」として遮断するフィルターを持っています。
「聞き取れない音」は「意味のない音」であり、ただの騒音、背景雑音です。

録音した音や、補聴器で聞いた音は、食器の音、ほかの人の会話、ドアの開けしめ、はたまた空調の音まではいっていてとてもうるさいです。
ほんとに聞きたい目の前の人の音声はかき消されてしまいます。
それなら録音しなくてもおなじじゃないかと思うかもしれないけど、録音されたり補聴器を通した音は機械的に音が変わってしまっている、もっといえば劣化しているので人間の声も食器の音も音質がおなじになってしまうからです。

生の音と生の耳では、その音質と「音が意味を持っているかどうか」のちがいをフィルターにかけているんですね。

全神経を集中して聞け!

これはおじさんのブログで何度も言っていますが、聞き流していればそれは風の音、虫の声、車の騒音とおなじです。
「言葉」ではないのです。

おじさんの例を引き合いに出せば、VOAを聞いていてもちょっとでも集中力が途切れると、過去の出来事を思い出して反芻したり、今日の予定、やらなければならないこと、仕事のことなどを考えています。
もちろん思考は日本語で行われます。

それくらい母語の影響は強く、虫の声に等しく意味のない音である外国語はただのバックグラウンドの雑音として処理されてしまいます。

集中して聞くための1つの方法として、「聞こえた単語を紙に書き取りながら」というのがあります。
ぜんぶ書き取るのは日本語でもムリです。
キーワードになる単語を書き出していくと、集中力も途切れず、何についての話題なのかもわかります。

space, rocket, NASA などが頻繁に出てくれば「宇宙」「ロケット打ち上げ」の話だということがわかり、ほかの単語や内容も理解しやすくなります。

いろんな人のしゃべりかた

これもおじさんの経験ですが、英語も儘ならないままアメリカに飛行機の免許を取りに行ったときのこと。
やっと担当教官の英語が聞き取れるようになったころ、訓練の進行に合わせて教官が変わりました。

まったく聞き取れませんでした。

おなじ英語なのか?

これもしばらくすると聞き取れるようになってきました。

日本人でもまったくおなじことで、一人ひとりアクセントもイントネーションもつかう言葉もちがいます。
日本人なら「エに近いア」でも「ウに近いア」でも「ア」として認識して処理します。

英語もほかの国の言葉もおなじことで、一人ひとり発音がちがうので、いろんな人のいろんな発音を聞くことも必要です。

むかしフィリピン人と話をしていて頻繁に出てくる「エルポル」がわからなくて紙に書いてもらったら「airport」だったなんてこともあります。

飛行機の免許とアクロバット ~ 一覧

さっちゃん
VOAと関係なくなってる!
ひげおじさん
そうじゃな💦

英語 ~ 一覧

わたしは日本語教師をしています

プロフィール・レッスン予約はこちら。
表示名はToshiです。

https://www.italki.com/teacher/8455009/japanese

さっちゃん
わたしはさっちゃんです!watashi wa Sacchan desu!
ひげおじさん
わしはひげおじさんじゃ!washi wa hige-ojisan ja!

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