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「シフトペダル」「スプライン」「ボルト」「接着剤」
シフトペダルのグラつき
シフトペダルはスプラインというギザギザの歯で噛みあっていますがギアチェンジのたびに足で踏んだり蹴り上げられたりするので摩耗してガタが出てきます。
ガタがあるとよけい摩耗が進むのでボルトをしっかり締めておくことが大事です。
ただ、M6 (ネジ径6mm) ほどの細いボルトなので締めすぎればカンタンにねじ切れてしまいます。
ねじ切れないまでも、ネジ山がつぶれてしまいます。
程々に。
固定ボルトの摩耗と交換
これは固定ボルトですが、スプラインの溝にネジ山が当たるので、だんだん潰れたりすり減ったりしてきます。
締めつけが足りないのではなく、ネジが痩せてネジ径が小さくなっているので隙間ができてしまうのです。
こうなるといくら締めてもグラグラします。
M6はあくまでおじさんのバイクのサイズです。
外したボルトとおなじサイズの新しいボルトに交換しましょう。
そうすれば鬼のように締めつけなくてもしっかり固定されます。
接着剤
ロックタイトというネジの緩み止めの接着剤があります。
これを使ったところいくらかグラつきがなくなりました。
強を使うといざ交換したいときにネジが外れなくなるので、中くらいにしておきましょう。
何ごとも、程々に。
スプラインの摩耗
スプラインのギザギザ自体がすり減ってくると本体を交換しなければならなくなります。
シフトペダルが回ってしまうと当然、ギアチェンジができなくなるので大変なことになります。
最悪、出先でなってしまったときは、プライヤーなどを針金で固定するか、3速くらいに入れて3速発進の3速走行で帰ってくるしかありません。