リアタイヤ交換 ~ TLR125

vise 万力。金槌

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「タイヤ」「交換」「TLR」

新しいタイヤ

new tire 新しいタイヤ。dunlop k950 tire dunlop k950 tire size タイヤサイズ。4.00-18 4PR tire size タイヤサイズ2 64P

DUNLOP K950
4.00-18 4P.R. (64P?)
amazonで1万円以下です。

作業場はきれいに

これはすべての作業にいえますが、部品を外すといろんなものが下に落ちます。
ボルト、ナットはけっこう遠くまで転がっていきます。
砂やホコリがたっぷりつきます。

さらに気をつけなければならないのが、自分が把握していない小さな部品です。
ワッシャーとか、パッキンとか、シャフトのカラーとか。

組み立てるときに、「あれがない。これがない」とか、よくあるのが全部作業が終わったあとにバイクを動かしたら下から謎の部品が出てくること。
「これはどこの部品だったのか?」

外したものを入れる箱を用意

ボルト、ナットはもちろん、シャフトなど砂がついてはいけないものなどを入れる箱を近くに用意しておきます。
なくさないためと、砂をつけないため。

車体からタイヤ (ホイール) を外す

まずリアブレーキの蝶ネジとロッドを外す

brake rod ブレーキの蝶ネジを外す

タイヤを外したいのは山々ですが事を急いてはなりませぬ。
これがついたままだとタイヤが抜けません。
シャフトを抜いたあとで気がついてゴソゴソやってると、バイクが倒れたりします。

ホイールナットをゆるめる

ホイールナットを外すのはもちろんですが、外すためにリアタイヤを持ち上げてしまうと力がはいりません。
リアタイヤが接地しているふつうの状態でゆるめます。
かりにナットを外してしまってもリアアクスルシャフト (軸の長いボルト) が抜けて倒れるなんてことはまずありません。

リアアクスルの頭:14mm
ナット:19mm

リアタイヤを浮かせる

stand 台

エンジンガードの下に台を置くか、サイドスタンドの反対側に棒やジャッキなどを入れてもかまいません。
この時点でリアタイヤが接地していても、もしフロントが浮いていればリアタイヤを外すとともに重みがなくなるのでリアが浮きます。
地面との隙間は小さいほうがいいです。
大きいと外したときに車体が大きく動いて倒れたりします。

隙間が小さいほうが、タイヤを嵌めるときにタイヤをあまり持ち上げずに取りつけられます。
車体を上げすぎると、片手でタイヤを持ち上げながらシャフトやその他の部品を取りつけなければならないので大変です。

こういうとき軽いバイクはいいですね。
自転車並みに人力で持ち上げられます。

ホイールナットを外す

snail cam スネイルカム。12 rear axle nut リアアクスルナットを外す。19mm

不安定になるので倒れないように気をつけましょう。
外で作業しているときは風でも倒れることがあります。

あっ、タイヤ外さなくても強風でバイクが倒れることがありますね。

スネイルカムの数字は見てメモしておくか、写真を撮っておきましょう。

シャフトを抜きます

写真を撮りながら

外すときは他のものが落ちないかよく見ます。
また、部品の順番をよく見て覚えておきます。

めんどうでも1つの作業ごとに写真を撮ります。

たとえばリアタイヤならスネイルカムがついていますが、スイングアームの外側についているのはわかっているんだけど取りつけるときに左右がわからなくなったりします。

ボルトの頭を保護

シャフトを抜くときはネジ山をつぶさないようにプラスチック製のハンマーをつかうか、当て木をして叩きます。
トンネルにはいると叩けないので、トンネルの穴よりちょっと細い物を突っこんで叩きます。
くれぐれもボルトの頭をつぶさないように。

チェーンを外す

といってもリアスプロケットから外すだけです。
タイヤをいったん前に押してチェーンをたるませてから外してスイングアームに引っかけておきます。

そして後ろに引っ張ると外れます。
そのときリアブレーキのロッドのカラーが落ちるのと、シャフトのカラーもよく落ちるのでなくさないように気をつけましょう。
またその方向にしかつかないものはいいですが、カラーなどは裏返しでもついたりするので向きをよく見ておきましょう。

パーツリストがあると絵が書いてあるのでいざというとき役立ちます。

外したシャフト、カラー、ボルト、スネイルカムなどは、その順番で仮組みしておくとまちがいがありません。

カラー

collar カラー。向き

これは嵌ってるだけなので、車体からタイヤを外すときによく落ちます。
またそのときついていても、タイヤを外す作業をしているときに落ちます。
写真を撮って、シャフトのほうにつけて置いたほうがいいです。

どんぐりころころ♫みたいに作業中に転がって溝に落ちたらさあ大変!

ホイールからタイヤを外す

置き台

tire stand タイヤ置き台

外したホイールをそのまま下に置くと、スプロケットやドラムに傷がつくし、砂がつきます。
とくにスプロケットが地面につかないように何か物を置きましょう。

空気を抜く

虫の中のピンを押して空気を抜くのは大変なので、虫回しでバルブコアを抜いてしまいます。
空気が抜けるときにバルブコアも飛んでいくのでゆるめたらその場でしばらく押さえておきます。

虫抜き。バルブ回し

bulb turner バルブ回し。虫抜き。

バルブコアを「虫」ともいいます🐛
これは付属品だったんだけど前のオーナーが鬼のように締めつけていたので両方とも壊れてしまいました。
しかたなく虫抜きを買いました。

ビード (耳) 落とし

これが意外と大変。

空気を抜いて足で踏んでもなかなか落ちてくれません。

万力

vise 万力。金槌

ビードが落ちないときは万力ではさんでトドメは金槌で叩きます。
このタイヤをまた使う人はべつですが、捨てるなら万力で潰します。

ビードが落ちればタイヤは外しやすくなります。

タイヤの片側を外す

スプロケットと反対側から

スプロケットはレバーが引っかかって邪魔だしレバーの動く範囲が制限されるし、手もケガをするので反対側からやります。
片方が外れると、もう片方も外れやすくなります。

この写真は逆ですね。
やりはじめてから気づきました💦

tire lever タイヤレバーで耳を出す。

タイヤレバーをつかって外していきます。

ビードを落としながら

外すほうと反対側に膝を乗せてビードを落として、向こう側にタイヤレバーを入れると外しやすくなります。

チューブ

チューブを新品に換える予定の人はチューブなど気にせずどんどんやっちゃってください。
再利用するかたはくれぐれもタイヤレバーでチューブを突き刺さないように。

チューブの口金を手で押しこんでそこにタイヤレバーを入れるのが基本です。
チューブをはさみにくくなります。

チューブを取り出す

tube チューブを引っ張り出した

再利用を考えているかたは片側が外れたらチューブを抜いてしまいましょう。

反対側のビードも外す

wheel in tire ホイールをタイヤの中に落とし込む

ホイールをタイヤの中に落としこんでしまう!

おじさんは今までおなじほうにタイヤを外そうとしていたんですが、じつは反対側も外側にめくってホイールをタイヤの中に落としこんでしまうほうが楽だということを知りました。

こうするとタイヤを立てて、ホイールを手前に引くか、足で向こうに押すかするとカンタンに外れます。

wheel ホイールと外したタイヤ

外れました。

新しいタイヤを入れる

ふんどしを最初にホイールにはめる

なんてことはないんだけど、タイヤをはめてからだとふんどしが真ん中におさまりません。
タイヤのビードがじゃましてどうしても端に寄ったままです。

さっちゃん
ふんどし😄
ひげおじさん
リムバンドというのが正式名称らしい

ビードストッパーも

もし新しくビードストッパーを入れるならこれも先につけておきます。
タイヤをつけてからだと入れるのに苦労します。

ホイールをタイヤの中に落としこむ

外すときとおなじように、ホイールをタイヤの中に落としこんでしまいます。
このときは先にスプロケット側 (入れにくいほう) を入れます。
スプロケット側をあとにすると、スプロケットが邪魔だし、ケガします。

tire new 新しいタイヤ。中に落とし込む

軽点

タイヤには黄色い印がついていることがあります。
これがタイヤのいちばん軽いところの印。
ふつうは口金のところがほかより重いのでそこに合わせます。

ビードストッパーがあればそこに。
2コはいっているときは、2つの真ん中へんですね。

ホイールバランスを取るためですが、リアタイヤはあまり気にする必要はないようです。
車もフロントはステアリングなのでバランスが狂ってると振動が出たりしますが、オフロードバイクだと削れかたも一様ではないのでつかっているうちに狂ってきます。

先にチューブを入れてしまう

tube チューブを入れて。口金を仮止め

チューブと口金をホイールの穴に入れるのが大仕事です。
多くの人は口金がはいらず四苦八苦するのではないでしょうか。

口金通し

air bulb puller エアバルブプラー。口金通し

エアバルブプラーなる口金を入れるための小道具もありますが、ホイールをタイヤの中に落としこんでしまえば、ホイールはタイヤの真ん中にあり、隙間もできるので口金も楽に入れられます。

入れにくいときは口金の穴を上にしてタイヤを立てると隙間ができるのでカンタンに口金が入れられます。
はいったら外れないようにナットをかけておきます。
ただし、押しこめるように外れない程度にかけておくだけです。

この写真は外すときのものですが、ふんどしは後からだと入れられないので先にホイールにつけておきます。
入れても真ん中に寄らないし、ねじれている可能性もあります。

チューブにすこし空気を入れる

チューブがつぶれた状態だとタイヤレバーやタイヤのビードとリムではさんでチューブが破れる可能性があります。
形を保つくらいに膨らましておくとはさみにくくなります。
ぜったい挟まないわけでないので気をつけることには変わりありません。

ビードクリームを塗る

bead wax ビードクリーム

ビードクリームをタイヤのビードとホイールのリムにたっぷり塗ります。
おじさんは今までビードクリームなしで何回もタイヤ交換をしてきたので、今回もつけずにやったらチューブに穴を空けてしまいました😅

今までとちがうのはビードストッパーが2コはいっていることです。

足りないといけないと思い40gのものを買いましたが、10gで充分足ります。
まあ腐るもんじゃないけど、タイヤ交換なんてそんなにしょっちゅうするもんでもないし。

タイヤのビードをリムに入れていく

外すときのまったく逆の順序です。

とにかくチューブをタイヤレバーで挟まないこと。
それから組み込みの途中でタイヤのビードとホイールの間にチューブが挟まることがあります。
タイヤを膨らましておくとあるていど防げます。

ビードストッパーのところから入れる

いちばん入れにくいのはここです。
またチューブを傷つけやすいです。
だから、最初にここから入れます。

2コついているときは1コ入れたら、もう1つのビードストッパーに向かって入れていきます。
入れるときは、ビードストッパーの頭のネジを押しこんでビードストッパーとチューブがタイヤの中に収まるようにします。

最後に口金のところ

最後に口金のところを入れます。
口金を手で押さえてチューブがビードやタイヤレバーで傷つかないようにします。

intake 空気入れ口。口金

ビードホルダー

bead holder ビードホルダー

タイヤレバーで作業をしていると入れたところから外れていく。
また片手で押さえているとやりにくい。
これをつかうと入れたところを押さえていてくれます。
先の溝をスポークに引っかけておきます。

耳出し

じつはこれもおじさんは今までしたことがありませんでした。
組み終わって手押しポンプで空気を入れると自然に上がってきました。

耳出しをするときは、バルブコアを外したほうが速いです。
コンプレッサーで空気を入れて両側とも耳が出たらOKです。

今回、ビードクリームを塗ったら2kg/cm2くらいで空気もはいり、耳も出ました。
パンパン音はしないで、ヌルっという感じで。
チューブレスタイヤの場合は耳出しが大変だけど、チューブタイヤでは手押しポンプで充分です。

チューブレスだと手押しポンプだけではきついかもしれません。
車がある人はタイヤだけガソリンスタンドに持っていって空気入れを借りましょう。
馴染みの車屋さんやバイク屋さんが近くにある人は、コンプレッサーくらい貸してくれるでしょう。

口金とビードストッパーを固定する

耳出しのあと、適正な空気圧にしたら、チューブの口金とビードストッパーのナットを締めます。
とくにビードストッパーのナットはしっかり締めます。
ビードストッパーがしっかり固定されていれば、極端なはなし口金は止まってなくても回らないはずですから。

車体に取りつけ

アクスルシャフトをグリスアップ

取りつける前に、外したボルト、ナットなどは洗って油を差しておきます。
アクスルシャフトにはグリスを塗ります。

取りつけは外すときと反対なだけなので問題ないでしょう。

ただ、外すときとちがって嵌めるときは、リアブレーキのロッドにカラーを差しこみながらスイングアームの凸部にリアブレーキアセンブリの凹みを入れなければならないのでちょっとめんどうです。
チェーンの取り回しもうまくやらないと引っかかったりします。

アクスルシャフトのナットを取りつけたら、仮止めして車体を下ろして軽く締めます。

チェーンの張り具合の調整

外す前に見ておいたスネイルカムの数字に合わせます。
ついでにたるんでいるようならすこしずつ締めます。

バイクに乗って路面の凹凸やジャンプなどでリアが沈んでスイングアームの位置が変わるとドライブスプロケットからリアアクスルまでの距離が長くなってチェーンが引っ張られるので張りすぎないように。
マニュアルがあればその遊びに合わせて。
あとはリアシートに体重をかけてチェーンが引っ張られすぎないか見ます。
サイドスタンドで立てた状態でパンパンに張ってしまうと、最悪ジャンプの着地でチェーンが切れます。

ドライブスプロケット – スイングアームの軸 – リアアクスルが一直線になったときがいちばん距離が長くなりチェーンが引っ張られる状態です。

調整が終わったら本締めします。
締めつけはねじ切らない程度にしっかり。
そして、ペイントで印をつけておきます。

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