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「外来語」「借用語」
はじめに
近年はとにかく英語のカタカナ化がうんざりするほどあり、てにをはを残して日本語は消えるのではないかと思うが、いちばん古い外来語はもちろん中国語である。
漢字とともにはいり文化的に日本を侵略した😄
外来語と借用語はおなじもの。
カタカナ語の氾濫 ~ 日本語教師の憂鬱
あまりにも古くからはいり根付いたのでもはや漢字を外国語と外国語の文字と認識する人はいないが、初代外来語である。
現代では日本語を学ぶ外国人が漢字は「日本の文字」と思っているぐらいである。
そしてその後に日本にはいりこんだのがフランシスコ・ザビエルで有名なポルトガルの宣教師。
ところがずる賢いオランダ人によってポルトガル人は追放され、自分が日本に居座った。
だから古い外来語はポルトガル語とオランダ語がとても多いのである。
最初に仏教とともにはいってきた漢字と中国語はべつの記事に譲った。
それって日本語?~ 仏教用語。旦那。だるま
鎖国
鎖国というと完全にどことも国交がなかったか、よくてポルトガルとオランダぐらいだと思っている人が多いが、卑弥呼、邪馬台国の時代から中国、朝鮮と国交があり、鎖国時代も中国、朝鮮、そしてオランダとは国交があった。
それから琉球王国もかつては外国だったが大和朝廷に侵略され日本の一部になったので外国というくくりからは外された。
英語
この流れだと時系列ではポルトガル語からなのだが、最後をポルトガル語で締めたいので英語をここに持ってきた。
英語はほかの外来語に比べて日本にはいってきたのが遅く、アイデンティティやコンプライアンスのように日本語の顔はしていないで思いっきり英語です、って言っているのであまり挙げるものがない。
ウエス (waste)
そんな中でおじさんが子どものころにすでにあったがどこの国の言葉か、もともとどんな意味の言葉なのかわからなかったのがこれ。
ゴミ。屑。廃棄物。無駄という意味。
言うたら「ぼろ切れ」「端切れ」という言葉がもともとあるのだがなんでこれに入れ替わったのかわからない。
もともと日本になかったものとか概念、たとえば、テレビとか、コンピュータなどはしかたないのだが、ぼろ切れという言葉がありながらウエスに入れ替える理由がわからない。
「高級ウエス」などという商品も売られている😄
さすがに「高級ぼろ切れ」では売れないか😂
じっさいこの中にはおじさんが着ているシャツより上等なものがはいっていることがある🤣
英語には「もったいない」に相当する言葉がない。
しいて言えばこのwaste, wastefulなのだが、それはあくまで「無駄」という意味でしかない。
It’s wasteful. それは無駄だ。
What a waste! なんて無駄なんだ。
で、そのものの価値を尊重する「もったいない」とは意味がちがう。
ポルトガル語
漢字はすべて当て字である。
現代のようにカタカナで書かないので完全に日本語の顔をしている。
合羽 (カッパ) capa
外套 (すでに死語) 。マント。オーバーの類。
<ラ cappa 頭巾
<ラ caput 頭
英語のcapeに相当。
英語のcapももちろんラテン語cappaから。
襦袢 (ジュバン) gibão
和服用の下着。転じてズボンになったのではないかと思うが不明。発音はジバオン。

羅紗 (ラシャ) raxa
羊毛の毛織物の1つ。
天府、天桴 (テンプ) tempo
振り子やゼンマイの時計が進みすぎないように調整する機械。
だから脱進機ともいう (聞いたことないけど)
ラテン語のtempusが語源と言われているが日本人がラテン語を取り入れる機会は万に一つもないのでポルトガル語のtempo (テンポ) が語源と考えるのが自然だろう。
オランダ語
お転婆 ontembaar
「手懐けられない (てなずけられない) 」説が有力だが確証はない。
お伝馬 (おてんま) が元気よく走り回るからという説もある。
ちなみに「懐く」は「馴れ付く」からできた言葉で「なつく」と読むので「なずく」ではない。
国語分科会のおかしなところである。
サテン satijn (英satin)
繻子 / 朱子 (しゅす)
<アラビア語 Zaytūnī 中世の東洋最大の貿易港として栄えた中国福建省の普江。この港から輸出された織物)
繻子織りした織物。
縦糸と横糸が交互に交差するのではなく、ランダムに縦糸だけ、横糸だけ表に現れる織りかた。
ランドセル ransel
背嚢。つまりリュック。バックパック。から。
オブラート Oblaat
ドイツ語でもOblateだが、おそらく日本語にはいったのはオランダ語経由だろう。
澱粉でつくった薄皮。
しかし米を炊いたときにできる薄皮がオブラートである。
ドイツ語
リュックサック Rucksack
ドイツ語の発音はルクザク。
リュックという発音になったのは
背中の意の Rücken リュカンからか。
「じょうろ」は何語?
漢字では、「如雨露」などと書くがいわゆる当て字だ。
それにしてもうまい字を当てたものだ。
もとはポルトガル語の
“jarro (ジャッホ) ” 水差し。ジョッキ。
または
“jorro (ジョッホ) “噴出。
から来ているようだ。
ポルトガル語では、”r” は「は行」になる。
ごくわずかだけど「ら行」になることもある。
何ごとにもかならず「例外」がある。
rádio ハジオ=英 radio レイディオウ
real ヘアウ=英 real リアル
romântico ホマンチコ=英 romantic ロマンティック
restaurante ヘスタウランチ。最初の “r” は「へ」、つぎの “r” は「ら」になってるね。=英 restaurant レストラン
Rio de Janeiro ヒオジジャネイロ。日本ではリオデジャネイロというけど。
最後の “r” は「ろ」と発音する。
語頭の”r”がハ行になる傾向があるようだ。
それにしても、単語だけ見れば英語とそっくり。
もちろん意味もおなじだ。
ほかにも日本語のふりをしてじつは外来語というものがたくさんあると思う。
探してみて。
そしてあったらこっそりおじさんに教えてください。
語源不詳
ダボ
本棚などを組み立てるときに穴に差し込む小さい木の棒。
漢字で太枘、駄枘と書くがどう見ても当て字っぽい。
枘は「ほぞ」と読み、日本の在来工法でも柱や梁をつなぐときの仕口で、枘を枘穴に差し込む。
枘はもちろん常用漢字ではない。
漢音がゼイ
呉音がネイ
ボとは読まない。
古くは「ほそ」で「臍 (へそ、ほぞ) 」、「蔕 (へた、ほぞ) 」と同語源。
ドイツ語でDübel (デューベル) 、英語でdowel (ダウアル) 。
なのでジベルともいう。
また辞書には載ってないが車知 (しゃち) または車知栓ともいう。
木のダボはHolzdübel (ホルツデューベル) 。
デューベルがダボになったのかは定かではない。



いっぽう外来語のようでじつは日本語というものもあります。
それって日本語?~ 歴 (れっき) とした日本語!
やまとことば ~ 一覧
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