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「選ぶ」「理由」
数ある先生の中から選んでもらうために
ほんとはライバルに教えたくないんだけど、たぶん真似できないから書きます
なぜ私を選んだんですか?
はじめての生徒にはこれを聞くことにしています。
それは「どうしたら売れるか?」で商売として基本的なことです。
ちなみに初心者にとってはこれだけでもトリッキーな言葉です。
「なんで」という言葉しか覚えていない生徒には「なぜ」はまったく未知の言葉です。
「どうして」も同様
また「選んだんですか」も元の形は「選んだのですか」で、この「の」の使いかたはかなり中級、上級なので、生徒が首をかしげたら「なんで私を選びましたか?」と聞き直します。
不自然な日本語ですがそれ以前に生徒が理解できなければ意味がありません。
このへんのやり取りは、やはり顔が見えないとむずかしいです。
たまに
「顔が映らなくても平気だ」とか、
「語学を勉強するのに顔は関係ない」とか
言う人がいますがとんでもないです。
たぶんその人は相手の表情や仕草から読み取るという繊細な感覚を持ち合わせていないのでしょう。
ていうか、相手の都合や気持ちなんかどうでもよくて、自分が言いたいことを喚き散らせばそれでいいという人です。
プロフィール
動画
やはり動画は必須です。
文字で「わたしは資格を持っていて、10年の教師経験があります」と書いても、文字には温かみがありません。
動画では顔が思いっきりバーンと出るし、表情や話しかたなどが表れます。
自分の目的に適う
何をもって先生を選ぶかは、自分が外国語の先生を探すときのことを考えればわかります。
もちろん自分はガチガチの文法を勉強したいという人はそういう先生を探すと思うけど、その先生がどれだけ文法がわかっていて、さらにいちばん重要なのは「教えかたがうまいか?」ということだけど、これは授業を受けてみないとわからない部分があります。
また直接法もありますがオンラインではじめて会って話すのに、自分の母語 (日本人なら日本語) がしゃべれる先生がいいですね。
あと情報としては、持っている資格とか、テストの成績とか、実績 (生徒数やリピーターの数) 、レビューの評価などがあります。
実績は年月を重ねて増えるのを待つしかなく自分の力ではどうにもならない部分があります。
共通の趣味や話題がありそうか
オンラインで授業を受ける人は、これも自分のことを考えればわかりますが、いちばんの目的は「自分が話す」ことです。
文法の勉強は独学でできるし、読み書き、リスニングもネットでできます。
でも「話す」ことだけは相手がいないとできません。
ああ、もちろん独り言はいくらでも言えます
1人で発音する練習も大事だけど、
「こちらの言いたいことを相手に伝える」
「相手が言ったことを理解する」
といった会話のキャッチボールは相手がいないとできません。
このとき必要なのは何ですか?
話題
これが大事です。
会話をするには話題が必要です。
これは外国語の勉強だけでなく、日本人同士のふだんの会話でもそうです。
自分がまったく興味がなく、知識もない、相対性理論の話をしてもチンプンカンプンですね。
その人が音楽が好きなら音楽の話。
楽器を演奏しているならその楽器の話。
食べものの話。
旅行の話などなど。
自分が興味がある話題なら、単語もたくさん知っています。
それを説明するのも相対性理論よりカンタンです。
何より話していて楽しいです。
おじさんの場合
これはあくまでおじさんの場合です。
だから真似してもダメです。
真似できればしてもいいけど、できないでしょう。
レビュー
ほかの生徒のレビューがよかったから。
ありがたいことです。
やはりamazonで物を買うときほかのお客さんのレビューは参考になりますよね。
amazonのような買い物サイトでは悪い評判のほうが書かれる (不満がない人は何も書かないから) 傾向にありますが、それでもその割合は目安になります。
これは始めたばかりのときは1つもレビューがないので、コツコツと積み上げていくしかないです。
そしてじっさいの教師としての能力よりも、生徒の要望に真摯に応えようとする姿勢が大事だと思います。
具体的にはわからなかったら「知らない」とか「知ったかぶり」をするのではなく、ちゃんと調べて教えるということです。
これはおじさんが生徒として先生にいつも求めていることです。
知ったかぶりでまちがいを教えるのはいちばん悪いことです。
また今、わからなくても後日、調べて教えてくれる先生がほんとうにいい先生です。
経験豊富
これは気長にやるしかないです。
だれでも最初は授業回数0からはじまります。
はじめたばかりのときはNew!がついて上のほうに表示されるので、この時期には多少無理してでも受付時間を長くして、料金は低めに設定して経験回数を積みます。
時間が経ってからだとむずかしくなります。
ただ叩き売りはしないでくださいね
itlalkiがいいところは最低料金が設定されているところです。
安売りだけで仕事を取っていると、日本語教師全体のレベルもモチベーションも下がってしまいます。
ギター
おじさんは50年ギターを弾いてきたのでcafetalkでギターも教えています。
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
日本語とはまったく関係ないけどYouTubeのリンクを載せています。
じっさい、ギターの演奏を見て興味を持ったという生徒がいます。
生徒がギターを弾いていればもちろん、そうでなくても音楽の話で30分はあっという間に過ぎます。
犬のカーテン
1人の生徒が「犬」と答えたので何のことかと思ったら、おじさんはプロフィールの動画を、犬のカーテンをバックにして撮りました。
それは襖や障子じゃ味気ないと思ったからです。
日本語教師なら、日本風の家や部屋は生徒にアピールできると考えるけど、それはみんな考えることなのでおじさんはあえて逆に行きました。
だから写真もテンガロンハットを被っています。
この生徒は動物が好きで仕事が「犬の散歩」でした。
こんな仕事があるんですね。
飼い主の代わりに犬を散歩させる仕事。
自分で散歩させろよ、と思うけど、まあ家に閉じ込めておくよりはいくらかマシか。
モンゴルで馬に乗った
自分でプロフィールに書いておいて忘れてました
外国語を勉強する理由はたくさんありますが、断トツのトップは「現地人と現地語で話をしたい」です。
アニメやマンガを見るだけなら、生の会話は要らないですね。
おじさんはむかし乗馬するためだけにモンゴルに行ったことがあります。
馬に乗れればそれでよかったんだけど、いざ行ってみると遊牧民とまったく話ができない (当たりまえ)
もちろん日本語のガイドはいるけど、行ったら現地の遊牧民ともっと話がしたかったなと感じたんです。
それから帰ってモンゴル語を勉強しました。
なので2回めは会話を楽しむまでいかないけど、いくらか自分の覚えたモンゴル語が通じるのが嬉しくて、楽しかったです。
そのことを書いていました。
日本語を勉強する人の中には、奥さんが日本人で、奥さんの妹が日本で結婚式を挙げるから、そのとき家族と日本語で話したい。
おばあちゃんが日本人なので、おばあちゃんの生まれたところに行って、そこの家族と話がしたい。
というような人もいます。
発音が聞き取りやすかったから
ありがたいことです。
そのように意識して話しました。
自然なしゃべりかたと、自然な速さはありますが、初心者にはまず「ゆっくり」「はっきり」しゃべることが重要です。
じっさいに会話が始まったら、生徒のレベルに合わせて速さや、使う言葉や、話しかたを変えることはいくらでもできます。
我々が外国語を学ぶときもまったくおなじで、一口にネイティブといっても発音やアクセントはかなりちがいます。
この人の英語は聞き取りやすいけど、この人は何言ってるかさっぱりわからないということがあります。
現実の世の中には、はっきりしゃべる人もいれば、ぶつぶつ呟くようで聞き取りにくい人もいるので、それらを引っくるめて聞き取れなければならないんだけどそれは先の話です。
親しみやすい・話しやすそう
これはおじさんの人格ですね
オンラインの教師、対面の教師、教師にかぎらず、どんな仕事でも、友だちでも、「話しやすい」ということはとても大事です。
あなたはどんな人に話しかけますか?
中には教師の威厳を見せようとする人がいるけど、そんな人は尊敬されずに「敬遠」されます。
おなじ「敬」という漢字がつかわれているけど意味がちがいます。
かりに尊敬されても、逃げられてはダメです
言語についての考えかた
これは意外だけど2人くらいから言われました。
そんなこと言ったかな?
でもちゃんとプロフィールの動画見てくれてるんですね。
スケジュールが合ったから
地味ですがこれも大事ですね。
もちろんある意味超人気教師は埋まっていて予約が取れないということもあるでしょう。
おじさんは朝8時から夜10時まで年中無休です。
これができるのは、ひとり暮らしで子どもが手を離れたからと、「いつ行っても行かなくてもいい」という好都合のアルバイトをしているからです。
その代わり賃金は低く保険も補償も何もありませんが。
このおかげでいつでも店を開けておくことができるし、ほとんどの場合リクエストを受けられます。
たまに病院に行くくらいがおじさんの予定なので、そこだけシャッターを閉めておきます
いつでも開いていて、いつでもはいれる店はやはりはいりやすいでしょう。
そして店の中がガラス張りでよく見えて、明るく、はいりやすい雰囲気であれば。
中がよく見えるというのはプロフィールをしっかり書き、動画も貼りつけることです。
はいりやすい雰囲気とは明るく笑顔で柔和な人柄を醸し出すことです。
これはおじさんの人柄なのでマネできないかな
この点、海千山千、手練手管に長けているよりも、朴訥な感じのほうがいいこともあります。
とくに外国語学習者にとって、外国人 (日本人) と外国語 (日本語) を話すことはかなりのストレスがあるので、バリバリのやり手のカリスマ教師より、この人なら自分が下手でも笑わないで話を聞いてくれるだろう、と思うような雰囲気の人のほうがいいんです。
日曜日
おじさんの勤務体系から日曜日仕事して他の日に休んでもいいんだけど、ふだんは日曜日を休みにしています。
バイクで林道を走るのが好きで、だいたい林道は日曜日お休みだからです。
平日だと工事してたり、伐採してたりすることがあるので。
冬は寒さゆえ冬眠するので、開店したらそこにリクエストがはいりました。
やはり日曜日を休みにしてる先生が多いのかな。
いちばん最初に出てきたから
これは番外ですね。
日本語の先生のページのいちばん最初にあったからだそうです。
でもいちばん最初に載ってるってすごくないですか
日本語も英語も大事だけど、生の経験が大事
先生たるものその知識と教える技術は必要です。
でも人間だから。
会話するには技術ではなく、そもそも人と話をすることが好きであること、人の話を聞くこと、話題が豊富であることが大事です。
テレビやネットで見たり聞いたりしたことではなく、自分でじっさいに経験したことは何物にも代えがたいです。
それは情報としてではなく、そのときに自分が感じたり、考えたりしたことが伴うからです。
おじさんは乗馬やアクロバットなどかなり「変わった」ことを経験してきているので。
これは真似できないだろうな
はじめての海外旅行 ~ 飛行機の免許とアクロバット ~ はじめてのアクロバット!
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バリバリのイケイケがもてるとはかぎらない
これも人の好き好きですが、見目麗しく、服装も、髪型もバッチリ。
姿勢も良くて、自信に満ちた笑顔。
立て板に水のごとくしゃべる。
こんな人はたとえ日本語が上手でもかえって敬遠されます
威圧感があるんですね。
たとえ当人にはそのつもりがなくても。
日本語の先生にかぎりません。
見た目も中身も完璧な人は、「すごいね」と思われても、「近寄りがたい」雰囲気を持っているということも少なくありません。
見ているだけならいいけど、友だちにはなりたくないかも。
何かこの人といて、話をすると、バカにされそう。
少しでもまちがえたら怒られそう。
という警戒感あるいは劣等感を覚えてしまいます
だから、パリッとしてなくて、ちょっとユルユルな人のほうが話しかけやすいということもあります。
この人にならバカにされないだろう、って、
逆におじさんがバカにされてるのか?
おじさんのレビュー
おじさんのレビューで多いのは
patient 辛抱強い
easy to talk 話しやすい
の2つです。
もちろんこれは褒め言葉の決まり文句かもしれません。
ただ自分で意識しているのは、授業だけど堅苦しくなく、できるだけ生徒にしゃべらせることです。
教師が1人で一方的にベラベラしゃべるだけなら、YouTubeの動画を見ればいいです。
また、生徒がまちがってもすぐ訂正しません。
これは時と場合によるのでむずかしいけど、会話の流れを途切れないようにします。
訂正してしまうと、そこで会話が止まってしまうし、生徒はつぎの言葉が言いにくくになります。
それから、生徒が言葉を探しているときは、じっと待ちます。
「たぶんこういうことを言おうとしてるんだろうな」と思っても言いません。
言いたいのを我慢します。
王様の耳はロバの耳みたいな状況です
自分なりの色
これぞ教師のあるべき姿!を実践しても、そんな人は掃いて捨てるほどいます
またこの記事を読んでおじさんの真似をしてもダメです。
できないだろう
教師にかぎらず、あなたが買いものをするとき何に手を伸ばすか?
目立つもの。
それもただ目立つのではなく、「自分の感性に合うもの」を手に取るでしょう。
目立ってもギンギラギンの毳毳しいものだったらかえって遠ざかってしまうかもしれない。
あなたが動物が好きなら、どうしても動物のキャラクターものに目が行ってしまうでしょう。
実用性は二の次です。
もちろん先生は実用性もなきゃいけないんだけど、まず選んでもらうためには目立たなければなりません。
人真似はダメです。
おじさんの真似をしてテンガロンハットを被ってもダメです。
被らないでください
嘘もダメです。
自分が興味のないことに興味があるふりをしたり、経験したことがないのにネットで見たり聞いたりしただけで知ってるふりをしたりしても化けの皮はすぐ剥がれます。
ほんとの自分と自分ならではのもの
自分では大した趣味や特技じゃないな、と思っても、外国人から見ると新鮮な場合もあります。
ターゲットは外国人なので日本人の評価はどうでもいいです。
どんな小さなこと、つまらないと思えることでも、自分の興味や趣味や経験を出してみましょう。
出会いは運
あとは「運」と「相性」につきます。
友だちや恋人とおなじです。
会って話をしなければわからない。
会って話をして、じつにつまらなく、盛り上がらないこともある
おじさんはかなり特殊だけど、お寺で草刈りをしていてブッダにも傾倒していて、たまに大学で仏教を専攻した生徒が来ると、そりゃもう大盛りあがりですわ。
また日本のお寺で何年も修行をしていた人もいました
おじさんは仏教の話はプロフィールに書いてないんだけど、何か感じるんでしょうかね。
意外と日本人より外国人のほうが仏教に興味を持っていたりします。
日本語を勉強する人は何かしら日本の文化に興味を持っているので。
これも自分が興味を持って勉強していないと、日本人というだけで仏教の話はできませんよ。
こんな風に。
わたしは日本語教師をしています
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表示名はToshiです。
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